委員長も部長好き

サラリーマンが駅の構内を疲れた足取りで歩いていた。
学生や社会人や、色んな人が通り過ぎる中、まったく目立たないその出で立ち。
ある若い女性向けの洋服店の前は大きな柱があるせいで、人の流れが二手に分かれる。
その一方は妙に混む。いつも混む。
反対側からくる人ともう一方からくる人が合戦みたいにぶつかり合う。
リーマンはうっかりか何も考えていないのか、混んでしまう道を選ぶ。
そして案の定、丁度向かい側から人の波が押し寄せる。
それを器用にかわそうとするリーマン。
しかしそこで彼の腕が何者かに勢いよく引っ張られる！
あまりの衝撃に驚き、彼は後ろを振り返る。
そこには無表情の青年がいた。
一瞬頭の上にはてなマークが浮かぶ。しかし、彼は自分の腕が伸びている方向に気付く。
リーマンの持っていた傘の柄が、青年の鞄の持ち手部分にひっかかっていた。
わっ、と小さく言いながら、リーマンは慌ててそれを外そうともたもたする。
青年は何も言わず、わずかに微笑みながら何もしないでそれを見ている。
慌ててやるものだから、普通ならすっと取れるだろうそれは大分時間がかかった。
リーマンは自分より若いであろう私服姿の青年に何度も頭を下げる。
彼は何も言わず、やはり感情の伺えない微笑みを浮かべてゆっくりと歩いて行ってしまった。

↑1割くらいフィルターと捏造入ってるかもだが、今日見た光景。
見知らぬリーマン・大学生には本当申し訳ないほど萌えた
これ私彼らに起訴されても文句言えませんよ逮捕されますよ
いやしかしお兄さんイケメンだったな・・・

 

なんか日記って何書いていいか分かんないね。